外河庄(読み)とがわのしよう

日本歴史地名大系 「外河庄」の解説

外河庄
とがわのしよう

三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)に「四十一外河庄伝教院十一丁二反、添下郡」とみえる。これによると、外河庄は興福寺大乗院領荘園であり、同寺末寺の薬師寺別院の伝教でんぎよう院が預所と考えられる。その所在は荘号などからみると、現外川とがわ町に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android