夜の錦(読み)ヨルノニシキ

デジタル大辞泉 「夜の錦」の意味・読み・例文・類語

よる‐の‐にしき【夜の錦】

やみの錦」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夜の錦」の意味・読み・例文・類語

よる【夜】 の 錦(にしき)

  1. 夜、美しい錦の着物を着ても誰も見る人もなく、一向に映(は)えないこと。甲斐がないこと。その効果を表わすことができず惜しいもののたとえ。闇夜の錦。
    1. [初出の実例]「みる人もなくてちりぬる奥山のもみぢはよるの錦なりけり〈紀貫之〉」(出典:古今和歌集(905‐914)秋下・二九七)

よ【夜】 の 錦(にしき)

  1. よる(夜)の錦

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