夜歩(読み)よありき

精選版 日本国語大辞典 「夜歩」の意味・読み・例文・類語

よ‐ありき【夜歩】

  1. 〘 名詞 〙よあるき(夜歩)
    1. [初出の実例]「ものどもを見過しつつあさましかりつる御よありきのしるしにや、いみじうわづらはせ給て、うせ給ぬ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)鳥辺野)

よ‐あるき【夜歩】

  1. 〘 名詞 〙 夜、出て歩くこと。夜、遊び歩くこと。特に、夜、遊里などを遊び歩くこと。よありき。よるあるき。
    1. [初出の実例]「犯夜は夜あるきする者を成敗するぞ。とらへたぞ。とらへたぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android