夢想家(読み)ムソウカ

デジタル大辞泉 「夢想家」の意味・読み・例文・類語

むそうか【夢想家】[書名]

《原題Moon-Calfデルの処女小説。1920年刊。第一次大戦後の若者たち幻滅を描く。別邦題白痴」。

むそう‐か〔ムサウ‐〕【夢想家】

実現できそうもないことばかり考える人。
[補説]書名別項。→夢想家

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夢想家」の意味・読み・例文・類語

むそう‐か ムサウ‥【夢想家】

〘名〙 夢想する人。夢のような、とりとめもないことをしきりに想像する傾向のある人。空想家。
岡本手帳(1906)〈国木田独歩〉「多く哲学者は不思議を感ぜずして『不思議』を退治せんと欲する夢想家のみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android