大井上康(読み)おおいのうえ やすし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大井上康」の解説

大井上康 おおいのうえ-やすし

1892-1952 大正-昭和時代の園芸家。
明治25年8月21日生まれ。大正3年茨城県の神谷酒造所牛久(うしく)葡萄(ぶどう)園の技師となり,8年静岡県下大見村(中伊豆町)に大井上理農学研究所を設立,ブドウ研究にとりくむ。昭和17年新品種「巨峰」の作出に成功した。昭和27年9月23日死去。60歳。広島県出身。東京農大卒。著作に「葡萄の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android