大原巫子(読み)おばらみこ

精選版 日本国語大辞典 「大原巫子」の意味・読み・例文・類語

おばら‐みこ【大原巫子・大原神子】

  1. 〘 名詞 〙 丹波国桑田郡(京都府天田郡)大原大原神社に仕え、諸方を勧進したみこ。後にはそれと同じような姿をしてお祓(はらい)祈祷などをして回った女乞食をいう。おおはらみこ。おばら。
    1. 大原巫子〈人倫訓蒙図彙〉
      大原巫子〈人倫訓蒙図彙〉
    2. [初出の実例]「政所社参湯立〈大原巫子一人、申付〉」(出典:舜旧記‐慶長五年(1600)二月一八日)

おおはら‐みこおほはら‥【大原巫子】

  1. 〘 名詞 〙おばらみこ(大原巫子)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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