大属(読み)だいぞく

精選版 日本国語大辞典 「大属」の意味・読み・例文・類語

だい‐ぞく【大属】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、職・坊・寮の主典(さかん)複数の場合、その上位者の官名大主典(だいさかん)。〔運歩色葉(1548)〕
  3. 明治二年(一八六九制定官制で、職・坊・寮および府県に置かれた官名。判任官・正・権の区別がある。
    1. [初出の実例]「寮〈略〉大属 権大属」(出典:明治職官沿革表(1886‐94)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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