大御言(読み)オオミコト

デジタル大辞泉 「大御言」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐こと〔おほみ‐〕【大御言】

天皇言葉勅旨。みことのり。
「家の子とえらひたまひて―戴き持ちて」〈・八九四〉

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精選版 日本国語大辞典 「大御言」の意味・読み・例文・類語

おおん‐ことおほん‥【大御言】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおん」は接頭語。「おほむこと」とも表記 ) =おおみこと(大御言)
    1. [初出の実例]「朕欽(つつし)むで宝命(オホムコト)を承けて区宇(あめのした)を臨仰(のぞみあふ)ぐ」(出典日本書紀(720)推古一六年八月(岩崎本室町時代訓))

おおみ‐ことおほみ‥【大御言・大命】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおみ」は接頭語 ) 神や天皇のおことば。みことのり。勅命。おおんこと。
    1. [初出の実例]「爾に建内宿禰大臣、大命(おほみこと)を請ひしかば」(出典:古事記(712)中)

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