大戸関所跡(読み)おおどせきしよあと

日本歴史地名大系 「大戸関所跡」の解説

大戸関所跡
おおどせきしよあと

[現在地名]吾妻町大戸

大戸道(信州道)大戸宿に設けられた関所。ほぼ東流してきたぬる川に北流する見城けんじよう川が交わる断崖上にある。元和元年(一六一五)の将軍徳川秀忠上洛の際、中山道の裏固めとして安中藩家臣を配備した。寛永八年(一六三一)関所が設置され、関所役人は大戸村加部小右衛門、同一場五郎左衛門、本宿もとじゆく村堀口利右衛門、萩生はぎう村田中四郎左衛門であった(「大戸関様態書」大戸区有文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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