大河内正質(読み)おおこうち まさただ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大河内正質」の解説

大河内正質 おおこうち-まさただ

1844-1901 幕末-明治時代の大名,華族
天保(てんぽう)15年4月11日生まれ。越前(えちぜん)(福井県)鯖江(さばえ)藩主間部詮勝(まなべ-あきかつ)の5男。大河内正和(まさとも)の養子となり,文久2年上総(かずさ)(千葉県)大多喜藩主大河内(松平)家9代。奏者番,若年寄をへて,慶応3年老中格。4年の鳥羽伏見戦いでは幕軍を指揮し,敗れて一時領地を没収された。子爵貴族院議員。明治34年6月2日死去。58歳。初名は飽徳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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