大瀬子浦(読み)おおせこうら

日本歴史地名大系 「大瀬子浦」の解説

大瀬子浦
おおせこうら

[現在地名]熱田区大瀬子町

大瀬子町の先の浜辺をいう。西の須賀すが浦へ続く。この辺りを俗に熱田浦といった(雑志)。ここは葦野であったが、寛永一〇年(一六三三)・承応三年(一六五四)に築出して町屋を作った。家数は二一九で、うち舟年寄三、舟会所帳付肝煎・小使四、旅籠屋一一、舟乗り六七で、他は工商が入交じっていた(徇行記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android