大玉(村)(読み)おおたま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大玉(村)」の意味・わかりやすい解説

大玉(村)
おおたま

福島県中通りの北部安達郡(あだちぐん)にある村。国道4号、東北自動車道が通過し、JR東北本線も走るが駅は隣接する本宮(もとみや)市にある。安達太良山(あだたらやま)の南東麓(ろく)の緩い斜面と、安達太良川、百日川などがつくる扇状地からなり、米、野菜、牛乳などが主産物である。住宅団地、工業団地も造成されている。アットホームおおたま、県民の森「フォレストパークあだたら」、安達太良温泉、大玉温泉などがあり、樹齢1000年の馬場桜は国の天然記念物。二子塚古墳、傾城壇(けいせいだん)古墳は県指定史跡。面積79.44平方キロメートル、人口8900(2020)。

[渡辺四郎]

『『大玉村史』全3冊(1976~1978・大玉村)』


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