大籠(読み)おおごもり

精選版 日本国語大辞典 「大籠」の意味・読み・例文・類語

おお‐ごもりおほ‥【大籠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大勢でおこもりすること。多人数参籠(さんろう)
    1. [初出の実例]「誠にいつもより大ごもりで御ざった」(出典:虎明本狂言・鞍馬参(室町末‐近世初))
  3. 左右の足を回しながら歩くこと。
    1. [初出の実例]「宗直云、左右足廻行歩云籠、大籠小籠と云義有之」(出典:宝石類書(1752)四〇(古事類苑・礼式二))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大籠の言及

【藤沢[町]】より

…山林では南部アカマツの良材を産する。南東端の大籠(おおかご)には,永禄年間(1558‐70)備中より製鉄技法とともにキリシタン信仰が伝わったが,江戸時代初期,仙台藩によって300余人のキリシタンが処刑された。【松橋 公治】。…

※「大籠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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