鞍馬参(読み)くらままいり

精選版 日本国語大辞典 「鞍馬参」の意味・読み・例文・類語

くらま‐まいり ‥まゐり【鞍馬参】

[1] 〘名〙 =くらまもうで(鞍馬詣)〔俳諧・手挑灯(1745)〕
[2] 狂言。各流。主従ふたりが鞍馬に行って通夜する。帰途太郎冠者多聞天から授かったというありの実(梨)を、主人が太郎冠者から取り返そうとし、二人は福渡しの拍子をはやしながら帰る。福渡し。

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