大行李(読み)ダイコウリ

デジタル大辞泉 「大行李」の意味・読み・例文・類語

だい‐こうり〔‐カウリ〕【大行×李】

旧日本陸軍で、食糧衣料などを運んだ部隊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大行李」の意味・読み・例文・類語

だい‐こうり ‥カウリ【大行李】

〘名〙
① 大型の行李
② 旧陸軍で、第一線の部隊に緊急には必要としない糧食衣服などを補給するために、師団後方で行動する部隊をいう。緊急に必要とする衛生材料、弾薬などの資材を運搬する小行李に対していう。
国民新聞‐明治三八年(1905)四月一一日「其師団の後尾大行李を装ひ、血路を求めて退却せんとせしに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android