天下芸(読み)テンカゲイ

デジタル大辞泉 「天下芸」の意味・読み・例文・類語

てんか‐げい【天下芸】

天下に比べるものがないほどすぐれた芸。天下一の芸。
今春こんぱる太夫が舞に清五郎が鼓、又右衛門片撥かたばち、いづれか―」〈浮・男色大鑑・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「天下芸」の意味・読み・例文・類語

てんか‐げい【天下芸】

  1. 〘 名詞 〙 天下に他にならぶもののないほどすぐれた芸。天下一品の芸。
    1. [初出の実例]「声わさの天下芸也郭公〈卜圃〉」(出典:俳諧・唐人躍(1677))

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