天満宮安楽寺草創日記(読み)てんまんぐうあんらくじそうそうにつき

日本歴史地名大系 「天満宮安楽寺草創日記」の解説

天満宮安楽寺草創日記(安楽寺草創日記)
てんまんぐうあんらくじそうそうにつき

写本 太宰府天満宮

解説 安楽寺(太宰府天満宮)伽藍法会についての成立事情などを記したもの。長禄三年の年紀をもつが、原型は鎌倉時代中期に成立していたと考えられる。現存する写本は永禄二年八月の書写で、継目裏花押から水田天満宮宮司で大鳥居氏の家老であった角信順が写したことが判明している。

活字本大宰府・太宰府天満宮史料」巻一七、「神道大系」神社編四八、「図録太宰府天満宮」

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android