出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
人力による運搬法のうちの肩担い運搬に用いる担い棒の一種。棒の両端にほぼ同重量の荷物を吊(つ)り下げ、中央部を肩で担う方式を天秤担いといい、これに使う棒が天秤棒である。使用には体でバランスをとる必要があるため、平坦(へいたん)地での使用が多い。天秤棒、天秤という呼び方は全国的であるが、西日本ではオオコとよぶ所も多い。オク、サス、六尺(ろくしゃく)、カタネボウ、ツクボウなどの呼称もある。おもに男性用の運搬具。長さはだいたい1.8メートル以内で、棒を扁平に削り、弾性をもたせてある。両端近くにツクという突起をつけて滑り止めにしたり、吊り手の鉤(かぎ)をつけたのもある。伊豆の新島(にいじま)や式根島には反(そ)り天秤とよび、頭上運搬用の天秤棒(女性用)もある。
[小川直之]
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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