女学校(読み)ジョガッコウ

デジタル大辞泉 「女学校」の意味・読み・例文・類語

じょ‐がっこう〔ヂヨガクカウ〕【女学校】

女子のための学校
旧制高等女学校

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「女学校」の意味・読み・例文・類語

じょ‐がっこうヂョガクカウ【女学校】

  1. 〘 名詞 〙 女子に必要な各種教育を施す学校。特に、旧制度で、女子に中等教育を施す学校。主として高等女学校をさす。
    1. [初出の実例]「富士見町一丁目へ女学校が出来るので」(出典:読売新聞‐明治一〇年(1877)五月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「女学校」の意味・わかりやすい解説

女学校
じょがっこう

高等女学校

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の女学校の言及

【女子教育】より


[第2次大戦前の女子教育]
 明治初年には,男女は平等とする欧米の近代的市民的女性観の影響をうけ,開明的女子教育振興策が急速に進められた。留学を目的とした津田梅子ら5少女のアメリカ派遣(1871),男子と同等の教育をする官立女学校の東京女学校開設(1872),〈学制〉(1872)による教育における男女平等の唱導とすべての子どもの小学校入学の奨励などが行われた。しかし自由民権運動抑圧ともからんで政府が強権的国家主義的政策に転じると,女子教育も伝統的儒教主義的女性観をふまえた,性別による天分の差に応じた教育へと変化させられた。…

※「女学校」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」