始\初ちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな(読み)はじめちょろちょろなかぱっぱあかごなくともふたとるな

精選版 日本国語大辞典 の解説

はじめ【始・初】 ちょろちょろ中(なか)=ぱっぱ[=かっか]赤子(あかご)(な)くとも蓋(ふた)(と)るな

御飯の炊き方を説いたもの。はじめの内は火を弱くし、中頃は火を強め、途中で蓋を取ってはいけないとする。
浄瑠璃仮名写安土問答(1780)二「扨焚(たき)様に口伝が有る。初(ハジ)めちょろちょろ中(なカ)っく。ぢゃぢゃ時に木を引て赤子泣く共蓋(フタ)取るな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android