姫之湯村(読み)ひめのゆむら

日本歴史地名大系 「姫之湯村」の解説

姫之湯村
ひめのゆむら

[現在地名]中伊豆町姫之湯

大見おおみ川流域にあり、東は戸倉野とくらの村。文禄三年(一五九四)検地が行われ、検地帳に「大見谷姫湯村」とあったという(増訂豆州志稿)。延宝四年(一六七六)の高一一一石余(「伊豆国中拾組高寄帳」石橋家文書)領主変遷柳瀬やなせ村に同じで、国立史料館本元禄郷帳によるとほかに宮之上みやのうえ最勝さいしよう院領があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android