子宮摘出術(読み)しきゅうてきしゅつじゅつ(英語表記)hysterectomy

翻訳|hysterectomy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「子宮摘出術」の意味・わかりやすい解説

子宮摘出術
しきゅうてきしゅつじゅつ
hysterectomy

子宮の除去手術で,婦人科手術のなかで最も多い子宮筋腫の場合によく用いられる。子宮腟上部切断術,子宮全摘出術,広範性子宮全摘出術などの区別があり,いずれも腹式と腟式とがある。子宮癌の場合は子宮だけでなく,卵巣卵管および周囲組織靭帯,関係リンパ節をも一緒に除去する広範性子宮全摘出術を行うことが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android