孕箸(読み)はらみばし

精選版 日本国語大辞典 「孕箸」の意味・読み・例文・類語

はらみ‐ばし【孕箸】

  1. 〘 名詞 〙 まん中が太く、両端が細くなっている箸。正月の祝いなどに使う。また、割箸の間に楊枝をはさんだものをもいう。
    1. [初出の実例]「僕の持って来たのは、皆な孕(ハラ)み箸(ハシ)であって、之をぱっと二つに割ると、中から小楊枝が飛び出すので」(出典:大英游記(1908)〈杉村楚人冠〉本記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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