孤注(読み)コチュウ

デジタル大辞泉 「孤注」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちゅう【孤注】

ばくちで、なけなしの金をはたいて、のるかそるかの勝負をすること。
一かばちかの勝負。危険を冒すたとえ。「孤注一擲いってき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤注」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちゅう【孤注】

〘名〙 (「孤」は一つ、「注」は投げ出してかけるの意) ばくちで、負け続けた者が、最後に所有金のすべてを出して勝負をすること。のるかそるかの勝負。危険をおかすことのたとえ。乾坤一擲(けんこんいってき)孤注一擲
随筆四方の硯(1804)花「孤注といふ字は宋真宋の代にあたり寇準といへるものの伝にある字なり」 〔元史‐列伝一四・伯顔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android