学びて思わざれば則ち罔し(読み)マナビテオモワザレバスナワチクラシ

デジタル大辞泉 の解説

まなびておもわざればすなわくら

《「論語」為政から》教えを受けただけで、みずから思索しなければ、真理には到達できない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

故事成語を知る辞典 の解説

学びて思わざれば則ち罔し

知識を身につけることと、自分で考えることの両方の大切さを述べたことば。

[由来] 「論語―為政」に出て来る、孔子のことばから。「学びて思わざれば則ち罔し(広い知識を身につけても、自分でそれについてよく考えなければ、本当に理解することはできない)」のあと、「思いて学ばざれば則ちあやうし(ひとりで考えるばかりで、広い知識を身につけようとしなければ、独断に陥る危険がある)」と続けています。

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