学地(読み)ガクジ

デジタル大辞泉 「学地」の意味・読み・例文・類語

がく‐じ〔‐ヂ〕【学地】

《「がくち」とも》仏語。悟りを得るためにまだ修行を必要とする境界小乗仏教では、無学に達していない有学者の境地

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精選版 日本国語大辞典 「学地」の意味・読み・例文・類語

がく‐ち【学地】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「がくぢ」とも )
  2. 学問、修行の行なわれるところ。
    1. [初出の実例]「抑北嶺は円宗一味の学地」(出典:平家物語(13C前)四)
  3. 悟りを得るための修行のとき。また、その過程
    1. [初出の実例]「除仏已還、智行未満、在其学地」(出典教行信証(1224)三)

がく‐じ‥ヂ【学地】

  1. 〘 名詞 〙がくち(学地)

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