宇留賀村(読み)うるがむら

日本歴史地名大系 「宇留賀村」の解説

宇留賀村
うるがむら

[現在地名]生坂村宇留賀

松本藩領安曇あずみ郡池田組に属す。さい川北側の東向き山地の村で、南はさい川を隔てて下生坂村に接する。

信府統記」に「御朱印高九十一石七斗七升一合」、享保九年(一七二四)当時の石高は二四三石七斗七升九合三勺とあり、田は三〇石五升一合五勺、畑は一八二石九斗六升五合二勺である。寛文年間(一六六一―七三)は田一町八段八畝一四歩、畑六三町九段五畝三歩であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android