守宮神・守公神(読み)すくじん

精選版 日本国語大辞典 「守宮神・守公神」の意味・読み・例文・類語

すく‐じん【守宮神・守公神】

〘名〙
宮殿または官庁を守護する神。平安時代朝廷外記庁にまつった。
※栄花(1028‐92頃)花山尋ぬる中納言「中納言は守宮神賢所御前にて伏しまろび給ひて」
学芸など諸道技芸を守護する神。
続古事談(1219)五「昔は諸道にかく守宮神たち添ひければ、しるし冥加もありけるにこそ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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