守木村(読み)もりきむら

日本歴史地名大系 「守木村」の解説

守木村
もりきむら

[現在地名]大仁町守木・立花たちばな一―三丁目

狩野かの川中流域の東岸に位置する。北は下田街道宗光寺そうこうじ村に通じる。森木村(元禄初年高帳)とも記し、守ノ木村(天保郷帳)ともよんだ。寛永一二年(一六三五)に伊奈半十郎による検地が行われたが、検地帳(鈴木家文書)が一冊残るだけで全容はつかめない。延宝五年(一六七七)の「伊豆鏡」によると高三七三石余。江戸時代初期は幕府領、元禄一一年(一六九八)一部が旗本徳永領となり、残りは享保一三年(一七二八)陸奥棚倉藩領、延享三年(一七四六)上野館林藩領となり、天明二年(一七八二)上知され同四年下総関宿藩領、同八年幕府領となって幕末まで相給(韮山町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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