デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安井算知(1)」の解説 安井算知(1) やすい-さんち 1617-1703 江戸時代前期の囲碁棋士。元和(げんな)3年生まれ。安井算哲に入門。算哲の実子(渋川春海(はるみ)ら)が幼少のため,安井家2世をつぎ,寛文8年名人碁所となる。本因坊道悦との争碁に敗れ,延宝4年碁所を返上,元禄(げんろく)9年算哲の子の知哲に3世をゆずって退隠した。元禄16年3月12日死去。87歳。山城(京都府)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例