安心院[町](読み)あじむ

百科事典マイペディア 「安心院[町]」の意味・わかりやすい解説

安心院[町]【あじむ】

大分県北部,宇佐郡の旧町。駅館(やっかん)川上流の津房(つぶさ)川流域の安心院盆地が中心で,条里制遺構も見られ,古くから米麦作が行われてきた。ブドウを多産し,養蚕も行う。肉牛野菜,シイタケの産もある。町名は古く葦生(あしぶ)と称し,律令時代院倉があったことに由来するという。2005年3月宇佐郡院内町と宇佐市へ編入。147.17km2。8552人(2003)。

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