宗久(読み)そうきゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗久」の解説

宗久 そうきゅう

?-? 南北朝時代の僧,歌人
豊後(ぶんご)(大分県)大友氏一族か。貞治(じょうじ)5=正平(しょうへい)21年(1366)「年中行事歌合」に参加。応安4=建徳2年(1371)九州探題となった今川貞世周防(すおう)(山口県)にたずね,以後貞世の使僧をつとめた。「新拾遺和歌集」「新後拾遺和歌集」などに4首がのっている。俗名は大友頼資。著作に「都のつと」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android