宗旦流(読み)ソウタンリュウ

デジタル大辞泉 「宗旦流」の意味・読み・例文・類語

そうたん‐りゅう〔‐リウ〕【宗旦流】

茶道流派の一。千宗旦開祖とし、江戸初期に成立に徹した茶の境地を伝える。

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精選版 日本国語大辞典 「宗旦流」の意味・読み・例文・類語

そうたん‐りゅう‥リウ【宗旦流】

  1. 〘 名詞 〙 江戸初期に成立した茶道の流派の一つ千利休の孫宗旦が開祖。茶風は茶禅一味の心境を本とし、侘(わ)びに徹している。
    1. [初出の実例]「ふくさを腰に付る事も、右にかぎりたる事なれども、今様宗旦流と云ものは、必左にするとも云」(出典:随筆・槐記‐享保一一年(1726)正月二八日)

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