定慧・定恵(読み)じょうえ

精選版 日本国語大辞典 「定慧・定恵」の意味・読み・例文・類語

じょう‐え ヂャウヱ【定慧・定恵】

〘名〙 仏語禅定(ぜんじょう)智慧(ちえ)。この二つは鳥の両翼車輪にたとえられ、たがいに助けあって仏道を成就させるものとされる。
性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩「是非同説法、人我倶消亡、定恵澄心海、无縁毎湯湯」
※米沢本沙石集(1283)一〇本「末代濁世の運、人ごとに戒行・定恵(チャウヱ)の徳すたれて懈怠放逸なれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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