室井力(読み)むろい つとむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「室井力」の解説

室井力 むろい-つとむ

1930-2006 昭和後期-平成時代の法学者。
昭和5年11月1日生まれ。昭和43年名大教授。平成5年名古屋経済大教授。専攻行政法ドイツの官吏法との比較研究により,日本の行政法に伝統的な特別権力関係論を批判住民のための地方行政改革をとなえ,情報公開条例モデルを提示した。平成18年6月8日死去。75歳。岡山県出身。岡山大卒。著作に「行政の民主的統制と行政法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android