デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮古路薗八(初代)」の解説 宮古路薗八(初代) みやこじ-そのはち ?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。宮古路豊後掾(ぶんごのじょう)の高弟。享保(きょうほう)18年(1733)ごろ名古屋で師のワキをつとめた。独立して京都で一流派をたて,弟子の2代薗八(初代宮薗鸞鳳軒(みやぞの-らんぽうけん))が宮薗節(薗八節)として大成した。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「宮古路薗八(初代)」の解説 宮古路薗八(初代) 生年:生没年不詳 江戸中期の薗八節の太夫。宮古路豊後掾の門弟だが,詳細は不明。劇場出勤記録などもない。わずかに『宮薗花扇子』(1769)の浄瑠璃略系譜に宮薗鸞鳳軒(2代目薗八),春富士正伝(3代目薗八)の師としてその名をとどめている。 (根岸正海) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報