宮路岩峅村(読み)みやじいわくらむら

日本歴史地名大系 「宮路岩峅村」の解説

宮路岩峅村
みやじいわくらむら

[現在地名]立山町宮路みやじ

常願寺川右岸の扇状地の扇頂部に位置し、東は栃津とちづ村、西は岩峅寺いわくらじ村。岩峅寺道が通る。岩峅寺(立山寺、現雄山神社前立社壇)の寺領。江戸時代末まで立山権現大祭(四月八日・九日)の折、岩峅寺から栃津神明社・熊野社への渡御の儀式があり、当村はその通過路であったため宮路と称するようになったと伝える(五百石地方郷土史要)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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