富田通候(読み)とみた みちとき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富田通候」の解説

富田通候 とみた-みちとき

1802-1870 江戸時代後期の武士
享和2年5月4日生まれ。日向(ひゅうが)(宮崎県)佐土原(さどはら)藩士。藩主島津忠寛の弓術師範をつとめ,側用人,大目付,寄合衆などを歴任尊攘(そんじょう)運動にかかわり,文久2年自宅謹慎処分をうける。のちゆるされて京都で周旋方をつとめ,元治(げんじ)元年中川宮家付となった。明治3年10月5日死去。69歳。通称は六兵衛。号は得翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android