デジタル大辞泉 「寒気」の意味・読み・例文・類語
かん‐き【寒気】
[類語]寒さ・
体が冷え、ぞくっと震えることで、医学的には悪寒(おかん)という。赤痢、しょうこう熱、ジフテリアなどの急性感染症や、マラリア、腎盂(じんう)炎、胆石症などの急激な体温上昇発作の際にみられる。皮膚の血管が収縮するため、非常な寒さを感ずるとともに、皮膚の粟粒(ぞくりゅう)、すなわち鳥肌を生じ、歯をガタガタと鳴らし、全身の震え、戦慄(せんりつ)を呈する状態となる。したがって、発熱の仕方の一種として悪寒戦慄ということばが用いられる。この状態は5~15分程度持続し、また繰り返しておこることもある。感染や炎症によって産生された毒素の吸収により、また病原体が血液中に侵入する刺激などにより、おこるといわれている。さらに輸血や薬剤の静脈注射のあとにおこることも経験的に知られている。
[渡辺 裕]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新