寧処(読み)ねいしょ

精選版 日本国語大辞典 「寧処」の意味・読み・例文・類語

ねい‐しょ【寧処】

〘名〙 やすらかな所。安んずる処。また、やすらかに居ること。
末法燈明記(801)「爰愚僧等、率容天網、俯仰厳科、未寧処
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武例言「日日鞅掌、寧処するに暇あらず」 〔国語‐晉語二〕

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普及版 字通 「寧処」の読み・字形・画数・意味

【寧処】ねいしよ

寧居。〔詩、召南、殷其(いんきらい)序〕召南の大夫行してに從ひ、處するに遑(いとま)あらず。

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