寺家分(読み)じけぶん

日本歴史地名大系 「寺家分」の解説

寺家分
じけぶん

[現在地名]観音寺市八幡町やはたちよう一丁目など

財田さいた川の北岸に位置し、神恵じんね院観音寺や琴弾ことひき八幡宮の所在地を含む。観音寺居所境内の一地区で、天保五年(一八三四)観音寺村に属したと考えられる。元禄一一年(一六九八)の観音寺居所境内調書(観音寺市教育委員会蔵)では寺家分高二五石余、寺数七・家数一五・人数一〇五、ほかに坂本さかもと入作新改として家数八三・人数五七五とある。「西讃府志」では高二六石余、東西一町一〇間・南北二町、田畝三町五反余、うち畑一町六反・屋敷六反、家数二二・人数七九、牛六・馬二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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