射籠手(読み)いごて

精選版 日本国語大辞典 「射籠手」の意味・読み・例文・類語

い‐ごて【射籠手】

  1. 射籠手〈石山寺縁起絵〉
    射籠手〈石山寺縁起絵〉
  2. 〘 名詞 〙 騎射(うまゆみ)装束一種軍陣の片籠手(かたごて)のように、装束の左肩を脱いで弓手(ゆんで)に嵌(は)める布帛(ふはく)製の籠手の袋。犬追物所用を犬射籠手(いぬいごて)、狩猟用を狩の籠手という。弓籠手(ゆごて)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android