尋め来(読み)トメク

デジタル大辞泉 「尋め来」の意味・読み・例文・類語

とめ・く【尋め来】

[動カ変]たずね求めて来る。たずねて来る。
「花散れる水のまにまに―・くれば山には春もなくなりにけり」〈古今・春下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尋め来」の意味・読み・例文・類語

とめ‐・く【尋来】

  1. 〘 自動詞 カ行変 〙 尋ねてくる。たずね求めてくる。
    1. [初出の実例]「〈本〉榊葉の 香をかぐはしみ 止女久礼(トメクレ)ば 八十氏人ぞ 円居(まとゐ)せりける 円居せりける」(出典神楽歌(9C後)採物・榊)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android