小僧子(読み)こぞうっこ

精選版 日本国語大辞典 「小僧子」の意味・読み・例文・類語

こぞうっ‐こ【小僧子】

  1. 〘 名詞 〙 小僧丁稚(でっち)、あるいは年少の者を、親しんで、あるいは軽んじていう語。こぞっこ。
    1. [初出の実例]「手前達のやうな小僧(コゾウ)っ児(コ)に、文句を言はれて出すやうな」(出典歌舞伎三題噺高座新作髪結藤次)(1863)五幕)

こぞっ‐こ【小僧子】

  1. 〘 名詞 〙こぞうっこ(小僧子)
    1. [初出の実例]「あへたりもんだりいいやうに、青二才の小僧(コゾッ)(コ)にゃア、てうどいい言ぐさだのう」(出典:人情本春色辰巳園(1833‐35)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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