小弛(読み)おだやむ

精選版 日本国語大辞典 「小弛」の意味・読み・例文・類語

お‐だや・む を‥【小弛】

〘自マ四〙 (「お」は接頭語。「おだゆむ」の変化した語か) 雨などが小降りになる。こやみになる。
浄瑠璃・牛若千人斬(1679)二「日もくれ雨もしきりなれば御いたはしうさふらふに、おだやむまではこなたへ呼び入れや参らせん」

お‐だやみ を‥【小弛】

〘名〙 (「お」は接頭語) 雨などの降りが少しゆるやかになること。こやみになること。おだゆみ。おやみ。
浮世草子好色一代女(1686)三「雨おだやみなく人稀なる暮がたに」

お‐だゆ・む を‥【小弛】

〘自マ四〙 =おだやむ(小弛)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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