小手招(読み)こてまねき

精選版 日本国語大辞典 「小手招」の意味・読み・例文・類語

こ‐てまねき【小手招】

〘名〙 (「こ」は接頭語。「こでまねき」とも) ちょっと手招きすること。
日葡辞書(1603‐04)「Codemaneqiuo(コデマネキヲ) スル」
※歌謡・万歳躍(1660)銭もて御座れやれ此の「楓のやうなる御手をさしのべ、小手招きして」

こ‐てまね・く【小手招】

〘他カ四〙 (「こ」は接頭語。「こでまねく」とも) 手先だけで招く。ちょっと手招きする。
※玉塵抄(1563)四〇「小手まねきてかたかげで口にそっと相伝するぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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