小松宮彰仁親王(読み)こまつのみやあきひとしんのう

精選版 日本国語大辞典 「小松宮彰仁親王」の意味・読み・例文・類語

こまつのみやあきひと‐しんのう ‥シンワウ【小松宮彰仁親王】

〘名〙 伏見宮邦家親王の第八子。元帥。陸軍大将。幼名は豊宮。はじめ嘉彰親王と称する。戊辰(ぼしん)戦争征東大将軍として幕府軍を討伐。明治三年(一八七〇東伏見宮を創設し、同一五年小松宮と改める。弘化三~明治三六年(一八四六‐一九〇三

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小松宮彰仁親王」の解説

小松宮彰仁親王 こまつのみや-あきひとしんのう

1846-1903 幕末-明治時代皇族,軍人
弘化(こうか)3年1月16日生まれ。伏見宮邦家(くにいえ)親王の王子。安政5年親王となる。出家して純仁と名のり,王政復古にあたり還俗(げんぞく)して名を嘉彰(よしあき)にもどす。明治15年東伏見宮から小松宮に改称,名も彰仁とする。軍務に従事し,23年陸軍大将,31年元帥。35年天皇の名代としてイギリス国王戴冠式に参列した。明治36年2月18日死去。58歳。幼称は豊宮。

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367日誕生日大事典 「小松宮彰仁親王」の解説

小松宮彰仁親王 (こまつのみやあきひとしんのう)

生年月日:1846年1月16日
江戸時代後期;末期;明治時代の皇族、軍人。1870年軍事学を学ぶためイギリスに渡る
1903年没

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