小田倉村(読み)おだくらむら

日本歴史地名大系 「小田倉村」の解説

小田倉村
おだくらむら

[現在地名]西郷村小田倉・真船まぶね

東流するほり川南岸に位置し、東は小田倉新田村、北は熊倉くまぐら村、西は赤面あかづら山に続く山地である。南五町四三間に端村上黒川かみくろかわ村がある。永禄(一五五八―七〇)頃の開発と伝え(白河風土記)黒川開発由緒(西郷村史資料集)に「永禄三庚申三月十六日、小田ノ原に陣あり、小田合戦と申候、其節之死失人埋念仏供養塚于今墓所有之候、原の名に因り村名を小田倉と名乗る」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android