小糸の煙火(読み)こいとのはなび

事典 日本の地域ブランド・名産品 「小糸の煙火」の解説

小糸の煙火[その他(工芸)]
こいとのはなび

関東地方千葉県地域ブランド
君津市で製作されている。上総地方の花火歴史は定かでないが、明治時代中期から村々で遊び道楽として手製花火の打上げが盛んであった。小糸煙火には、形ものと呼ばれる花火があり、夜空図形文字を美しく描く特徴がある。千葉県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「小糸の煙火」の解説

小糸の煙火(はなび)

千葉県君津市の福山花火工場が製造する花火。花火師の福山家が天保年間から秘伝技術として継承している図形や文字を浮かび上がらせる「形もの」の技法を特徴とする打ち上げ花火。千葉県指定伝統的工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android