小谷流村(読み)こやるむら

日本歴史地名大系 「小谷流村」の解説

小谷流村
こやるむら

[現在地名]八街市小谷流

稲葉いなば村の南に位置し、東は大谷流おおやる村といさご村、南と西は小間子おまご牧。地名鹿島かしま川上流の渓流が流れることからつけられたという。もと稲葉村の一部で、天正一九年(一五九一)検地のとき、地味の厚薄によって稲葉・小谷流・大谷流の三ヵ村に分村したという(八街町史)。しかし慶長一九年(一六一四)の東金御成街道作帳には「野流村」とみえるので、小谷流・大谷流の二村に分れるのはこれ以降になる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android